こんにちは。yaichiです。
米国株式に投資をしている人にとってテスラ＜TSLA＞は，GAFAMに並んで常に注目されている企業だと思います。
実際テスラに投資をしている人，したことがある人も多いのではないでしょうか。
そんな投資家大注目の企業であるテスラが，また一つ記録を打ち立てました。
テスラ＜TSLA＞爆上げ！
テスラ株は25日、前週末比13％高の1024.86ドルで終了。３月９日以来の大幅高で、上場来高値を更新した。10月21日時点の発行済み株式数に基づく時価総額は１兆ドルを超えた。
今月に入ってから力強い決算や出荷実績のほか、米レンタカー会社ハーツ・グローバル・ホールディングスによるテスラ車発注、９月欧州販売台数でのモデル３の首位獲得など強材料が相次ぎ、株高に寄与した。
時価総額が1兆ドルを超えているのは現時点でアップル，マイクロソフト，アマゾン，アルファベットとテスラです。
フェイスブックは一時1兆ドルを超えていましたが，現在は調整に入って1兆ドルを割り込んでいます。
さらに1兆ドルの超え方も凄まじく，10月20日の始値時点では1株865.11ドルだったところから，10月26日の始値時点で1024.00ドルまで上昇しています。
1週間で約18％の値上がりです。
これが新進気鋭の小型グロース株ならまだわかりますが，テスラは米国市場に５社しかいない１兆ドル企業になったわけですからね。
その怪物ぶりを改めて感じました。
そしてテスラに関するサプライズはさらに続きます。
テスラの筆頭株主，つまりテスラ株を最も保有しているのはだれでしょうか？
テスラCEOのイーロン・マスク氏ですね。
米国会社四季報2021秋冬号によると，マスク氏はテスラ株の17.2%を保有しているそうです。
テスラ株の爆上げで最も利益を得る人。
それはもちろん筆頭株主であり，世界一のお金持ちであるマスク氏です。
イーロン・マスク氏の個人資産がエクソン・モービルの時価総額を超える・・！
電気自動車（ＥＶ）メーカー、米テスラのイーロン・マスク最高経営責任者（ＣＥＯ）の個人資産が25日、石油大手エクソンモービルの時価総額を上回った。
ブルームバーグ・ビリオネア指数によれば、世界一の富豪であるマスク氏の資産は25日に2886億ドル（約33兆円）に急増した。
テスラ株の爆上げに伴って，テスラ株を最も保有しているマスク氏の個人資産も爆上げ。
2,886億ドル(約33兆円)にまで膨らみ，時価総額2,724億ドルの石油メジャーの一角であるエクソン・モービルを追い抜きました。
エクソン・モービルといえば石油王ジョン・ロックフェラーが創業した石油会社にルーツを持つ石油6大メジャーの一つで，
2008年～2011年頃のリーマンショック，金融危機の頃には時価総額世界1位だった大企業です。
最近ではダウ30種銘柄から除外されたりと，当時の勢いはないかもしれませんが，世界的大企業の一つであることは間違いありません。
そんな大企業の時価総額を，個人の資産総額が追い抜いてしまいました。
このグラフを見てもわかる通りエクソン・モービルの時価総額が急落したわけではないです。
横ばいだったのですが，最近のマスク氏の個人資産が爆上げしたことで，一気にエクソン・モービルの時価総額を抜き去りました。
株式に投資している人にとっては，アドレナリン待ったなしのグラフだと思います。
個別株に投資している人は，少なからずこの夢に魅せられている部分があるのではないでしょうか。
優良企業の株式を持ち続けること
マスク氏はテスラCEOとして働いていますが，その報酬でお金持ちになったわけではありません。
なんならマスク氏は役員報酬を受け取らず，テスラの株式(ストックオプション)で報酬を受け取っています。
これがお金持ちになれるのか，なれないのかの分水嶺だと思います。
マスク氏の他にも世界的なお金持ちはいます。
ジェフ・ベゾス氏，ビル・ゲイツ氏，マーク・ザッカーバーグ氏，ウォーレン・バフェット氏などなど。
彼らお金持ちの共通点は，みな自分のビジネスを持っていて，その企業の株式を持っているということです。
ジェフ・ベゾス氏ならアマゾン・ドット・コム。
ビル・ゲイツ氏ならマイクロソフト。
マーク・ザッカーバーグ氏ならフェイスブック。
ウォーレン・バフェット氏ならバークシャー・ハサウェイ。
イーロン・マスク氏ならテスラ。
みな自分のビジネスを持ち，その株式を保有しています。
彼らがお金持ちになれた原動力は，仕事の対価として得た報酬ではなく，自分のビジネスの価値を大きくした見返りです。
私を含めて，みんながみんな彼らのように自分のビジネスを持つというのは難しいと思います。
でも，彼らが行うビジネスに投資をすることで，株主の一人になりリターンの一部を得ることならだれにでも可能です。
今の時代，PCやスマホがあれば世界中のさまざまな企業の株主になることができますからね。
世界トップレベルのお金持ちがお金持ちになれたのは，労働の対価としての報酬ではなく，株式のリターンによるものである事実はしっかり考える必要があると思います。
お金持ちの行動を真似してみるのはお金持ちになる近道です。
素晴らしいビジネス，企業に投資をすることで，お金持ちへの一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
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