こんにちは。yaichiです。
世の中はお金を使いたくなることに満ち溢れてます。
美味しい食事,カッコいい服,メカメカしい車,白亜の大豪邸・・。(yaichi調べ)
彼氏/彼女がいればどんどんデートにも行きたいでしょう。
でも欲望の赴くままにすべてのことを叶えていたらお金がいくらあっても足りません。
ちなみに「いくらあっても足りない」というのは比喩表現でも誇張表現でもなく,文字通りの意味です。
なぜなら人間の欲望に際限はなく,一つ欲しいものを手に入れるとそれに飽きて,さらに良いものを求めてしまうものです。(yaichi調べ)
その際限ない欲望に優先順位をつけて,最も優先順位の高い物事を自分の収入の範囲内で叶えるように工夫できる人。そんな人が「お金に強い人」だと言えるでしょう。
お金に強い人。貯められない人。
では「お金に強い人」は他の人たちと比べてどの辺が違うのでしょうか。
ネットニュースに「貯められない人」の行動が挙げられていました。
貯蓄上手な人が絶対にしない「お金の使い方」
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/87299?imp=0
その1 用事がなくてもコンビニに立ち寄って何か買ってしまう
その2 クレジットカードの分割払い・リボ払いで買い物してしまう
その3 家にあることを忘れて同じようなものを買ってしまう
その4 「セール」「◯%割引」という文字を見るとついつい買ってしまう
その5 服やコスメを試着やお試しをせずに買ってしまう
5つの行動を見てみてどう思うでしょうか。
私の場合は1,3,4,5に関して「わかりみが深い・・」と我が振りを見直す気持ちになりますね。
でもその2だけは別物ではないでしょうか。
その2 クレジットカードの分割払い・リボ払いで買い物してしまう
その2以外はその時々に無駄遣いをしてしまって損をする行動パターンで,確かにその行動を採らないに越したことはないですが,採ったとしてもその場の損だけで済みます。
次から気をつけようと決意できれば,高くない授業料だと思います。
でもクレジットカードの分割払い,特にリボ払いはその場の損だけにとどまらず,未来の自分のお金まで切り売りしてしまっていることになります。
下手をすると人生を棒に振ってしまうほどの破壊力があります。
リボ払いのシミュレーション
少しリボ払いのシミュレーションをしてみようと思います。
計算は返済シミュレーションのサイトを利用しました。
ずっと欲しかった〇イ・ヴィ〇ンの財布をリボ払いで購入!
金額 200,000円
毎月返済額 5,000円
金利 18.0%
その結果,
返済回数 62回(5年2か月)
返済総額 307,715円
うち利息・手数料 107,715円
このシミュレーションの場合,20万円のものを買おうとして,利息と手数料を10万円以上払うことになります。・・あほらしいですね。
さらにリボ払いの本当に怖いところは,返済が不可能になることがあり得るということです。
上の例で,毎月5,000円の出費がしんどいから毎月3,000円に減らそうとした場合,
金額 200,000円
毎月返済額 5,000円 → 3,000円
金利 18.0%
その結果,
返済回数 Error
返済総額 Error
うち利息・手数料 Error
Errorとはつまり利息が毎月の返済額より大きくなってしまうため,返しても返しきれないということです。まさしく詰みの状態です。
この例では買うものが〇イ・ヴィ〇ンの財布でしたが,バッグやアクセサリーなどより高額なものであれば,毎月最低限返済しなければならない金額も上がります。
そもそも最低限の金額のみの返済では,完済するまでに100か月,200か月の時間がかかります。
ちなみに上記の例で毎月3,100円返済の場合,完済まで231回(19年2か月)かかるそうです。
・・。 〇イ・ヴィ〇ン の財布なら20年くらいもちますね!
リボ払い,ダメ。絶対。
クレジットカードのリボ払いには人生を破壊しかねないパワーがあります。
にもかかわらず気軽な気持ちでリボ払いを利用してしまう人は決して少なくないと思います。
「少しだけなら・・」「今月厳しいから今だけ・・」
そのちょっとした判断が「悪魔との契約」かもしれないという意識をもって,リボ払いは絶対に利用しないでいただきたいと思います。
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