【早期退職】有能と無能の分水嶺!一歩を踏み出すために,今から始める対策3選!

FIRE

こんにちは。yaichiです。

これまで何度か「FIRE」,経済的自立を達成して早期退職しよう!という考え方について,ブログで記事を書いてきました。
よければこちらものぞいてみてください。

しかし,今回採り上げるのは会社側からの早期退職の募集。
早い話がリストラです。
リストラのお達しが出されたとき,私たちは何ができるのでしょうか?

早期退職の募集⇒1,000人超が応募

東証一部上場企業のパナソニックで,組織改編にともなって早期退職の募集をかけたところ1,000人を超える社員から応募があったとのことです。
これに対して先日パナソニックの楠見社長がコメントを出しています。

楠見雄規社長は1日の会見で「パナが大きく変わっていくという説明が不十分だった。もう少ししっかりと説明ができていれば、活躍を期待していた人まで退職することにはならなかったと思う」と話し、手放したくない人材まで退社してしまったという認識を示した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cda96e82ed40988faf6f85e2ae535c43c53bc69b

人員削減が目的ではない(リストラではない)という割には,暗に「手放したい人材」を対象にしていたことを認めている言い回しですが。。まあ今さらですね。
どう取り繕ってもリストラですからね。

それはさておき,会社からの早期退職の募集に対して,会社が”活躍を期待していた,手放したくない”人が応募したという部分。
会社から肩をたたかれた訳ではないでしょうから,自らの意思で応募したのでしょう。

では,なぜ「彼ら」は早期退職に応募することができたのでしょうか?

早期募集に応募した原動力は自信と好奇心

私は,別の会社でもやっていけるという自信と,新しいことに挑戦してみたいという好奇心が原動力だと思います。

まず別の会社に行ったとしてもやっていける!と思える自信は,その人のスキルに因る部分が大きいと思います。
会社が”活躍を期待していた,手放したくない”何かしらのスキルがあったのだと思います。
一般的に考えると,他社でも通用するスキル,資格が一番イメージしやすいですね。

例えば医師免許を持っているお医者さんであれば,今務めている病院を辞めても他の病院に移ったり,自分で開業したりできます。
なんなら国境なき医師団に参加するなど海外に活躍の場を移すこともできます。
医師の中での評判とか村社会的なしがらみはあるにしても,どこに行っても医師をすることができます。

私の例で言うと教員免許を持っているので,今の会社を辞めることになっても教師になるのも一つの選択肢と考えています。
実際にはブランクも長いので簡単な話ではありませんが,選択肢があると心の余裕につながるなというのが実感です。

次に,新しいことに挑戦してみたいという好奇心が,早期募集へ応募するという選択につながったのだと思います。
新しいことに挑戦することや新しい環境に身を置くことは,やはりハードルが高いです。
これまで続けてきたことを継続する方が楽ですからね。

でも,楽であると同時にマンネリ化も避けられないです。
私が勤めている会社も小さくないので,日々の業務はルーティン化されており,各々の守備範囲が特化されています。
単純な業務量をのぞけば,日々同じような業務の繰り返しですので楽ではあります。でもやっぱり飽きるんですよね。

そういった楽な環境から飛び出して,新しいことに挑戦するという選択には,変わらない日々からの脱却,脱マンネリ化の意志があると思います。

会社が”活躍を期待していた,手放したくない”人が早期退職の応募した原動力として,

  • 技能面で,他社に行っても通用するスキル
  • 精神面で,新しいことに挑戦してみたいという好奇心

この二つが大きな役割を果たしていると思います。

今から取り組める対策2選+1

では私たちは,早期退職の募集が始まってしまうことに,今日からどんな対策をすることができるのでしょうか。
対策として3つ挙げたいと思います。
私も他人事ではありません。明日我がです。

まずは上に挙げた二つを今日から磨いていくことですね。

  • 技能面で,他社に行っても通用するスキル
  • 精神面で,新しいことに挑戦してみたいという好奇心

具体的には,スキルで言えば資格を取ることや今の仕事で使用しているツールに精通することです。
友人にはプログラミングスキルやCADスキルを持って転職している人もそこそこいます。

また精神面では,身の回りの人にどんな仕事をしているのか聞いてみることだと思います。
私も他の業界,職種の人の話を聞くことで,月並みですが視野が広がった実感があります。
同じ会社で働く人のコミュニティだけだと,やっぱり見える世界が偏ります。

平日9時-21時で働く私と0時-7時で働く友人では,感覚にギャップが生まれたりします。
そのギャップをおもしろいと思って,友人の生活を知ってみること。
この積み重ねが新しいことに挑戦する好奇心につながると思います。

+1,それはずばり生活耐久年数!

最後の一つは,ずばり貯金です。
・・おもしろみがなくてすみません(笑)

仕事を辞める,新しいことに挑戦するというとき,やっぱり土台となるのは貯金,細かく言うと生活防衛資金だと思います。
今仕事を辞めたとして,何年間耐えられるか。今の生活を維持できるか。
この生活耐久年数を把握しておくことが最も大切だと思います。

例えば貯金が600万円,年間生活費が300万円の人は,生活耐久年数は2年間ですね。
(貯金)÷(年間生活費)=(生活耐久年数)
600万円÷300万円=2年間

つまり2年間は無収入でも今の生活を維持できるので,その間に転職したりフリーランスとして活動したりして,2年後に生活費分を稼げてればいいということです。
この年数がとても大事で,この期間が長いほど心のゆとりも大きいです。

たとえば,私の場合は生活耐久年数は現状5年くらいです。投資をしているので,相場次第で多少増減しますけどね。
まあ5年あれば好きなことを仕事にしても,自分の食いぶちくらいは稼げるようになるかなと思っています。3年やってだめなら再就職すればいいや,とも思っています。

生活耐久年数を上げていくことで,確実に心にゆとりが生まれます。
これを上げるためには,貯金(生活防衛資金)を増やす+生活費を下げることが必要です。
いわば自分のHPを積み上げていく感覚ですね。私はそんな感覚で取り組んでいます。

今日からできる早期退職対策として,まずは生活耐久年数を把握すること。
そして年数を増やすために,生活費を見直して下げること,毎月貯金できる金額を増やしていくことが大切だと,私は思います。

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