【格安SIM】スマホ3大キャリアの新プラン!でも乗り換えたのはたったの2割弱⁉

節約

こんにちは。yaichiです。

最近スマホの利用料金が値下げのトレンドにあります。
もともとは3大キャリアと呼ばれるdocomo,au,ソフトバンクがほぼ寡占状態の市場でした。
そこに格安SIMと呼ばれる新勢力が登場し,競争が活発化。
そして楽天のモバイル事業参入が,さらなる価格競争の激化をうながしました。

私たち消費者としては,価格競争によりもっと低価格でスマホを利用できるようになるので,いいぞもっとやれといった感じです。
もしNTTやKDDI,ソフトバンクの株主であれば,複雑な心情なのでしょうが・・。

格安SIMや楽天モバイルが低価格のスマホプランを打ち出してくる中,大手キャリア3社も負けじと新プランを発表しています。

  • docomo「ahamo」
  • au「povo」
  • ソフトバンク「LINEMO」

どれも標準的なプランで月額2,000円程度となり,現在契約しているスマホプランと比較して月に3,000円~5,000円くらい安くなる方もいるのではないでしょうか。

どのプランに乗り換えるか,はたまた楽天モバイルや格安SIMにするかを迷う方もいると思います。
それぞれメリット,デメリットがありますからね。
でも,乗り換えないという選択肢はあまりないかなと思っていたのですが,どうも世間の考え方とはズレがあったようです。

スマホ3大キャリアの新プラン!でも・・

エイチームのグループ会社であるエイチーム引越し侍が9月28日に発表した、新プランに対する意識調査によると、回答者の86.4%が「新プランを知っている」と答えているものの、「乗り換えた」という回答はわずか18%に留まったという。

そしてこの調査では「大手3キャリアの新料金プランに乗り換えなかった理由」として
・店舗でサポートを受けられない
・キャリアメールなど一部の機能が使えなくなる
・20GBのデータ容量では足らない
・割引やオプションの関係で今のほうがお得
・今の契約に満足している
といった理由が挙げられたといい、ユーザーたちも単に「安ければいい」というわけではなさそうだ。

この調査では,「ahamo」などの新プランを認知している人は8割以上いるにもかかわらず,実際に乗り換えるという行動を起こした人は2割にも満たないことを指し示しています。
またその理由として,店舗サポートやキャリアメールなど今まで使えていたサービスが使えなくなることへの懸念を挙げているようです。

たしかに新プランはネットで手続きを完結できることが売りである一方,自力ではネットで手続きを完了できない人にとっては,サービスがイマイチなプランと言えるのかもしれません。
またキャリアメール(@softbank.ne.jpなど)が使えなくなると,登録しているメールアドレスを変更しなければならないといった雑事も発生します。

また個人的に一番驚いたのが「今の契約に満足している」という回答です。
スマホプランで割高な料金を払い続けてまで得たいと思えるサービスが,私には思いつかないのですが,私とは異なる部分に価値を見出している方がいるのだと思います。
マーケティングの意味で非常に興味深く,詳細を知りたいところですね。

実際に乗り換えたのは全体の18%のみ

なんのかんの理由は挙げられていましたが,乗り換えなかった人が8割以上いることを考えると,結局のところ面倒くさいというのが根底にあるのだろうと,個人的には思います。
たしかにキャリアの乗り換えは面倒くさい部分があります。
そうすることで顧客を繋ぎとめているという面も見逃せないですね。

私自身は学生時代から家族の影響で大手キャリアを利用していました。
でも,生活の固定費を見直す過程で格安SIMへ移行しました

最初は生活費の削減のためとはいえ,正直面倒くさいと感じましたし,実際に手続きをしていく中でも複雑なステップを踏ませる部分があったりして,一人で四苦八苦しました。
パソコンでWebページや解説動画を見ながらスマホを操作してキャリアを乗り換えるというのは,けっこう手間がかかったことは事実です。

この乗り換えの手間を嫌気して,面倒くさいことするくらいなら割高でも今のプランのままでいいや,という人が一定数いるのだと思います。

安いプランを発表したとしても,結局プランを乗り換えないのであればキャリアとしても収益は下げずに宣伝効果だけ得られる形になったので,
ある意味,3大キャリアのマーケティングが成功したと言えるのかもしれません。
株主は一安心でしょうが,消費者としては微妙な気持ちですね。

スマホプラン見直しの節約効果は永続バフがついた状態

たしかにスマホプランやキャリアの乗り換えは面倒くさいです。
わざと手続きを煩雑にして乗り換えさせないようにしている意図も感じます。
でも,面倒な事務処理をすることで得られる節約効果は非常に大きいものです。

私の場合,大手キャリアから格安SIMへ乗り換えることで,毎月約4,000円ほどの通信費削減になりました。
年額にすると約4万8,000円の節約です。

なによりスマホプランの見直しによる節約は,最初の乗り換える手間を越えてしまえば,あとは何もすることなく毎年必ず節約効果が得られる点が大きいです。
1年間だけでも5万円近くの節約になるので大きいのですが,それが何もしなくても2年目,3年目…と継続効果を得られます。

また,一度乗り換えてしまえば使い勝手は大手キャリアと大きくは変わらないので,生活の質も落とすことなく節約ができます。
正直キャリアメールが使えなくて困る場面ってほとんどないですよね。
Gmailなどのフリーメールアドレスがあれば事足ります。

今まで登録していたメールアドレスを変更するのが億劫ではありますが,重要かつ利用頻度が高いものだけ変更して,他のものは必要があれば変更するくらいのスタンスでいれば負担も軽減できるのではないでしょうか。
登録しているけど特に利用しておらず,困ってもいないものを断捨離するいい機会になるかもしれませんからね。

行動力が未来を決める

今は面倒くさくても,将来のためになることを行動に起こせるかどうかで未来が変わっていきます。
スマホプランの見直しくらいで大げさと思わず,まず目の前のできることから始めてみることで,他のことにも積極的に行動できる予行演習になると思います。

これからの時代,何も行動を起こさなければ貧しくなっていく一方です。
経済は規模がものをいう部分があるので,人口が減少していく日本では自然と富は縮小していきます。
その中で経済的な格差が生じて広がっていくのは,残念ながら既定路線だと思います。

その格差を分ける大きな要因の一つとして,未来のために行動するか行動しないかが重要になってきます。
未来のために行動しなかった人は,縮小していく日本経済の中で,受け取れる富がどんどん目減りしていってしまうのでしょう。

でも,逆に考えれば未来のために行動した人は,縮小経済の中でも受け取る富を増加させる余地がある世界でもあると思います。
なぜなら,日本には行動を起こすための手段やツールが用意されているからと,世界全体に視野を広げれば人口は増加し,経済は拡大し続けているからです。

スマホプランを見直すことや世界中の株式に投資することなど,未来のための行動は家の中にいたままでも取ることができる時代です。
とても恵まれた時代と環境だと思います。
あとは私たち自身がその行動をとるのかどうかだけです。
今日からできる未来のための行動。実践されてみてはいかがでしょうか。

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