【仕事】好きなことで生きる!から好きなことを活かすへ【ひろゆき氏】

FIRE

こんにちは。yaichiです。

好きなことを仕事にして,好きなことで生きていく。
憧れる方も多いのではないでしょうか。
私も憧れはありますが,今はまだその状態にあるとは言えないです。

そもそも自分の好きなことって,よくわからないですよね。
もちろん趣味は自分の好きなことだし,このブログもやってみたくて始めたことです。
今の仕事も,会社勤めにはいろいろ思うところはありますが,仕事の内容は嫌いではないです。

でも今の状態を好きなことで生きている,とは言えないですね。
ではどういう状態になったら,私は好きなことで生きている!と言えるようになるのでしょうか?
好きなことで生きている状態が幸せにつながるのでしょうか?

好きなことで生きる!の罠

好きな野球だけを続けても、将来プロ野球選手になれるのはごく少数です。プロ野球選手になれるのは1000人に約2人で、活躍できる選手ともなれば1万人に1人です。99.99%の人は「好きなことで生きていく」ことはできない敗者として人生を歩むことになります。
「好きなことで生きていく」がすべて間違いとは思いませんが、努力ではどうしようもない才能や遺伝が必要な分野に、「好き」という理由だけで邁進するのは間違っていると思うのです。

ひろゆき氏は匿名掲示板2ちゃんねるの創設者で,一般的に上位1%の成功者と言えるでしょう。
そんなひろゆき氏が”好きという理由だけで邁進するのは間違っている”と発言していることは重要だと思います。
もちろん成功者と呼ばれる人たちは,その分野について他の人よりも「好き」の気持ちが大きかったから成功できた部分があると思います。

好きなことだから,継続することができた。
好きなことだから,他の人がつらいと思うことでも,つらいとは感じなかった。
好きなことだから,結果が出なくても我慢することができた。

好きなことだから,成功するまで続けることができたというのは真理かと思います。
でも,成功した人が好きなことをしていた,とは言えても,好きなことをしていた人がみな成功した,とは言えないのです。

一握りの成功者の陰には,死屍累々たる敗北者が存在します。
当たり前ですが,成功者は一握りしかいないからこそ成功者として注目を集めるのです。
そこら辺に成功者がいっぱいいるのなら,だれも雑誌の『成功者特集!』なんて読まないですよね。
だって珍しくもなんともないのですから。

好きだからという理由だけでその分野に突っ込んでみても,必ずもっと好きな人がいます。もっと才能や能力に秀でた人もいます。
どの分野であっても競争があるので,その中で成功できるのは上位数%です。
そのような厳しい競争の中で,好きなことで生きていく!と決めて頑張ることは,果たして幸せなのでしょうか?

好きなことを活かす!という視点

私は,決して無駄ではないし,幸せにつながる道だと考えています。
ただ同時に,工夫も必要だと思っています。

直接的に好きなことで生きていく!と考えると,競争が厳しく挫折することも多いと思います。
そこで,好きなことを活かして生きていく!と,少し視点をずらすことが大切なのではないかと思います。

ひろゆき氏は続きでこのような発言をしています。

「好きなことで生きていく」ことが成立するパターンもあります。それは「ほかの人が苦だと思うことを苦に思わない」ことです。
好きなことがゲームならプロゲーマーではなく、ゲーム開発者に。運転が好きならF1ドライバーではなく、トラックの運転手に。といった感じで、「好きなこと」や「やりたいこと」だけではなく、「ほかの人に比べて苦にならない仕事」を見つけると、気楽にお金がもらえると思うのです。

例えば,プロ野球であれば選手になれるのはほんの一握りの才能ある人だけです。
ましてやメジャーリーグという最高の舞台で,打って走って守って,野球というゲームを楽しみ尽くしられる人は歴史上でも一人くらいのものです。

でも野球というゲームをするためには選手だけでは足りないです。
監督,コーチ,サポートスタッフ。
球団オーナー,スポンサー企業。
応援するサポーター。
誰がいなくてもゲームが成り立たないですね。

たとえ一握りのプロ野球選手になれなくても,好きなことを活かして生きていく道は無数にあります。
好きなことで生きていけなくても,好きなことを活かして生きている人は,けっこう幸福な人生に近いと思うのですが,いかがでしょうか?

経済的自由の先にあるのは,好きなことを活かす生き方

それに,私が目指しているのは経済的自由です。
「FIRE」のうちの「FI」の部分で,働かなくても生活に困らない状態です。

別に働かなくても生活費はお金自身が稼いでくれるので,生活には困らない状態です。
そうなったとき,好きなことで生きていく,というのは少し違和感があります。
好きなことをしながら生きていく,くらいがしっくりきます。個人的なニュアンスの違いですが。

そもそもその活動,行動自体に金銭的な意味合いが薄れて,社会的なつながりの意味合いが強くなります。
自分が好きなことで社会の役に立っている,という感覚の重要度が増すと思います。
そう考えると,好きなことを活かした活動をして,社会に貢献しながら生きていく感じが最も充実しているのではないかと思います。

自分の好きなことをまっすぐ追い求めるのは決して無駄にはならないです。
特に学生時代のそういう経験は本当に貴重で,今の私自身の骨格になっています。

でも,そこから少し視野を広げて,自分の好きなことを活かす生き方を考えると,見える景色が変わると思います。
自分の好きなことを活かす。
それは経済的自由を達成しないとできないことではないので,今のうちから少しずつ考えていきたいと思います。

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