【投資】不安定な株式市場。撤退?継続?投資家がとるべき行動とは。

投資

こんにちは。yaichiです。

9月に入ったくらいからでしょうか,株式市場が不安定で値を下げる展開が続いています。
原因としてはコロナの再拡大による景気停滞不安,中国の不動産企業のデフォルト懸念,FOMC(連邦公開市場委員会)でのテーパリング開始懸念,秋は下落のアノマリー,あれやこれや,,,

ニュースを眺めていると本当にいろいろな小難しい専門用語が並んでいます。
私は経済ニュースに詳しいわけではないですし,株式投資に関してもまだまだ勉強中です。
上記に挙げた事象のどれもが株価下落の原因の一つなのでしょうし,すべてが織り合わさって現在の株価を形成しているのでしょう。

今後の株価予想についてもいろいろなニュースが目に入ってきます。
これから大きな下落がある。注意!
一時的な調整が終われば上昇に転じる。買え!
どないせいっちゅうねん。

ブルームバーグには大きな株価下落を示唆する記事が掲載されていました。

米大手投資銀行のモルガン・スタンレーの専門家が,20%以上の株価下落を予想しているとのことです。
20%。
かなりのインパクトです。
コロナショックの2020年3月には一時30%以上の暴落がありましたが,それに迫る下落率です。

では下落が予想される株式市場からすたこら撤退した方がいいのでしょうか。

最終的な判断は各自がそれぞれで行うもので,考えた末の結論であればそこに正解も不正解ないと考えています。どこまでいっても「投資は自己責任」ですからね。
それを前提の上で,私自身は株式市場から撤退すべきではないと考えて行動しています。

この図はだいたい私が生まれたころから現在までのS&P500の月足チャートです。
S&P500とは米国の大企業500社の株価をミックスした指標のことで,もっとも有名な指数の一つです。

ここ最近の下落は右端の方ですが,どこのことだかよくわかりませんね。
圧倒的な右肩上がり。
もちろん過去の推移が将来の右肩上がりを約束してくれることはありません。実際大きな下落は私が生きている間に何度も起こっていますし,私が小学生くらいのころはずっと横ばいだったことも見て取れます。

これからも大きな下落はきっと発生することでしょう。
しかし,そこから復活し,さらに成長を続けていくと信じているからこそ投資を継続することができています。

最後に「投資の神様」ウォーレン・バフェットの言葉を引用します。

私たちにとっての賢明な振る舞いとは,「積極的には動かない」ことです。(中略)上場企業に投資する場合も企業買収の場合も,成功するための方法はほとんど変わりません。どちらの場合にも投資家が望むものは,有能な経営者が素晴らしい財務状態で運営する企業の株式を,それに見合った価格で買うことです。

『バフェットからの手紙<第4版>』p.221より抜粋

この秋,もしかしたら大きな下落局面が発生するのかもしれません(来ないかもしれません)。
それは後になってみないと分からないことですが,今はただ淡々と自分の信じるシナリオ通りに投資を継続していこうと思います。



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